お宮参りとお食い初めは一緒にしてもいいの??
目次
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お宮参りとは
1 お宮参りとは 赤ちゃんが無事に誕生した感謝と今後の健やかな成長を願う【お宮参り】 お宮参りとは赤ちゃんが無事に誕生した感謝と今後の健やかな成長を、氏神様に祈願する行事です。
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男の子は生後31日目もしくは32日目、女の子は32日目もしくは33日目に行う地域が多いようです。
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最近では生後1か月頃の赤ちゃんとご家族の都合の良い日を選んで神社に参拝します。
2 お食い初めとは
一生食べるものに困らないようにと願う【お食い初め】 お食い初めとは生まれてきた赤ちゃんが一生食べるものに困らないようにと願う伝統行事で、生後100日〜120日頃に行います。
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そのため「百日祝い」と呼んでいる地域もあります。
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お食い初めでは、赤ちゃんに食べ物を食べる真似をさせます。 また「赤ちゃんに石のように丈夫な歯が生えますように」という願いを込めて、「歯固めの儀」も行います。
3 お宮参りとお食い初めを一緒に行うメリット
・ママと赤ちゃんの体調面 赤ちゃんが生後1か月の頃は、ママの体調がしっかり回復していないことや初めての赤ちゃんのお世話で心身ともに不安定な時期でもあります。
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お宮参りをお食い初めと一緒に3か月頃に行うことで、赤ちゃんの体調や生活リズムも整ってくるため、ママの負担も減らせます。
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・ご家族のスケジュール面 両家の祖父母などご親族が集まる行事のスケジュール調整は、なかなか難しいものです。 遠方に住んでいる場合は、さらに難しいかもしれません。 二つの行事を一緒に行うことで、スケジュール調整がしやすくなり、より温かい行事になることでしょう。じっくり準備ができることもメリットです。
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・食事会などの費用面 お宮参りとお食い初めをそれぞれ行うと、それぞれ費用がかかります。 一緒に行うことで、食事やお衣装などの費用を軽減することができます。
4 お宮参りとお食い初めを一緒に行うデメリット
・赤ちゃんの成長過程を実感しづらい 生後1か月頃の赤ちゃんと生後3ヶ月頃の赤ちゃんのかわいさは、それぞれ違います。 お宮参りとお食い初めを一緒に行うことで、その時期だけのかわいさを実感しづらいかもしれません。
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一緒に行う場合は、お宮参りの時期に写真だけでも残しておくのがおすすめです。
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・一度に二つの行事準備が大変 お宮参りに必要な着物の準備、神社や記念撮影の予約、お食い初めに必要な祝い膳など、一度に準備するものが増えるため、負担がかかることがデメリットです。 ・赤ちゃんに負担がかかる可能性 同時に二つの行事を行うことで長時間の外出となるため、赤ちゃんが疲れてしまうかもしれません。
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普段通りの授乳やおむつ交換が難しい場合もあるため、余裕を持ったスケジューリングをしましょう。
5 お宮参りとお食い初めを一緒に行う際のおすすめの流れ
①記念撮影 赤ちゃんが疲れてしまう前に写真撮影をすることで素敵な表情の写真がのこせます。 ご家族の衣装が崩れたりする心配も少ないです。
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②お宮参り 午前中の間にお宮参りに行くのが一般的です。 ご祈祷時間は、神社にもよりますが、およそ15分〜30分です。 七五三シーズンなどは混雑することもありますので、事前に神社へ混雑状況などを聞いておくと安心です。
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③お食い初めと食事会 料亭やホテルによっては、お食い初め用のプランが用意されていることもありますので、事前に調べ予約しておきましょう。
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ご自宅で行う場合も仕出し屋さんなどを利用し、負担を軽減することもできます。 いろいろな情報をお伝えしましたが、ご家族それぞれに合ったスタイルで素敵なお祝いができますように願っております。