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お宮参りの服装・準備するもの

2023.04.22

お宮参りの服装・準備するもの

いざお宮参りに行かれる時に、何を準備しておけば良いのかはご存知の方も少ないのではないでしょうか。せっかくのお祝い事ですので準備は万全にしておきたいですよね。

実際のところはこれといった決まりはないのですが、こちらのコラムでは一般的なお宮参りの服装や準備するものをいくつかご紹介させていただきます

目次

  • 赤ちゃんの服装(着物)

    お宮参りとは、赤ちゃんが生まれてきてくれたことへの感謝を神様に伝え、健やかな成長を願うものですので、主役の赤ちゃんは正装をするのが一般的です。

  • 昔からのしきたりでは、白羽二重という着物の上に産着を羽織るのが正装とされています。産着は、「初着」「のしめ」などと呼ばれる一つ身の着物です。生まれてきた赤ちゃんが健康に育ちますようにという願いが込められています。

  • こちらの産着は、お参りの際は赤ちゃんに着せるわけではなく、ご家族が赤ちゃんを抱っこされた上から被せるようにして掛けて、抱っこしている人の背中で産着の紐を結びます。

    赤ちゃんの服装(ベビードレス)

    中に着る白羽二重の代わりに、ベビードレスを着てその上に産着をかけるご家族も多くなってきました。ベビードレスのみでお宮参りをされるご家族もいらっしゃいますね。

  • ベビードレスは女の子だけのものではなく、男の子も着られます。ベビードレスは早めに用意しておいてあげると、お宮参りだけではなく産院から退院される時にも着させてあげられますね。 なかなか着る機会のない着物を買うよりも、価格を抑えて用意することができるベビードレスを購入して、お参り用や撮影用の着物はレンタルされるというのもいいかもしれません。

  • 着物は手入れや保管も難しいので、ぜひレンタルも考えてみてくださいね。

  • そして最近では、おしゃれなロンパースでお参りをされる方もいらっしゃいます。ドレスだけでなく、タキシード風になっているものや着物風になっているものもあります。しきたりにこだわり過ぎず、ぜひご家族の気に入ったものを着用させてあげてください。

    ご家族の服装

    ご家族のみなさまは赤ちゃんの服装に合わせて、何を着るのか選ぶのが望ましいです。

  • ちなみにお祝い行事では、着物の方が格が高く、洋装の方が格が低いという考え方が一般的です。 赤ちゃんが着物で正装をする場合、女性の方は着物を選ばれるご家族が多いです。主役は赤ちゃんなので、「訪問着」や「付け下げ」などを着用しましょう。

  • 赤ちゃんがベビードレスの場合は、フォーマルなワンピースやセットアップなどの洋装を準備するといいでしょう。

  • 男性の方は、ダークカラーのスーツが一般的です。ただし赤ちゃんが着物で正装をする場合には、格を合わせるために礼服を着用することもあります。 しかしこの服装でなければいけないというものは特に決まっていませんので、ある程度は自由な服装で大丈夫ですが、カジュアル過ぎたりラフ過ぎる服装は避けましょう。

  • 主役は赤ちゃんですので、目立ち過ぎないような服装を心がけましょう。

    お宮参りに準備するもの

    お宮参りをする際には、準備が必要になるものがいくつかあります。その他、おむつやミルクなどの普段赤ちゃんと外出するときに準備しているものも忘れないようにしておきましょう。

  • ◯初穂料 神社でご祈祷を受ける際に、謝礼としてお支払いするお金を初穂料といいます。相場は5000円〜10,000円前後ですが、神社によっては金額が決まっている場合もあるので事前に確認しておきましょう。

  • 昔は神様へのお供えは、初穂というその年の最初に収穫されたお米を捧げるのが一般的でした。そこから、神様にお供えする金銭のことを初穂料と呼ぶようになりました。

  • ◯紐銭 地域によっては紐銭があり、紐銭はお宮参りの際に祖父母や親戚の方々やご友人から赤ちゃんに贈られるお祝いです。紐銭には「将来お金に困らないように」という願いが込められています。紐銭は事前にご家族にお渡ししても大丈夫です。

  • ご祝儀袋に入れて、参拝の際にはそのご祝儀袋に水引や麻ひもをつけ、産着のヒモに通して結びつけるスタイルが一般的です。 地域によって様々ですが、紐銭と一緒に縁起物である犬張子やでんでん太鼓や扇子を結ぶこともあります。

  • ◯赤ちゃんの身の回りの必要なもの 基本的にはいつも通りのお出かけの準備で大丈夫です。 おむつ交換ができるよう、替えのおむつやおしり拭き、ゴミ袋やおむつ替えシートなど必要なものは準備しておきましょう。 ミルクをあげられる用意や、よだれや吐き出したミルクを拭くタオルなどの準備も忘れずに。

  • ◯真夏や真冬の持ち物 生まれて1ヶ月ほどの赤ちゃんは、まだ自分で体温調節が十分にできません。そのため、暑い時期や寒い時期にお宮参りを行う際には少し注意が必要です。

  • 暑い日の場合には汗をかいても大丈夫なように、吸湿性に優れた肌着を選んであげたり、着替えをあらかじめ準備しておきましょう。ハンディ扇風機を用意したり、日傘で直射日光が当たらないようにするなど、暑さ対策をしておきましょう。

  • 屋内で冷房が効いている場合もあるので、薄めのブランケットなどがあると便利です。 寒い日の場合には、厚めのおくるみやブランケットを用意しておきましょう。

  • 赤ちゃん用の帽子や靴下などで防寒してあげるのも効果的です。寒いと思っていたら、実はお腹の辺りに汗をかいていることもあるので、体が冷えてしまわないよう着替えも持参しておくと安心ですね。

 以上いかがでしたでしょうか?

 お子様の初宮参り、ぜひご家族皆様にとってかけがえのない素敵な思い出になることを心よりお祈り申し上げます。

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