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就職活動の写真はどこで準備する?
就職活動や、インターンのエントリーには欠かせない写真ですが、周りの就活生はどのように準備を進めているのでしょうか?
就職活動において、履歴書に用いる写真はその人の第一印象を決めるとても大切な要素です。写真だけで採用不採用が決まることはまずないと思いますが、写真から入ってくる第一印象によっては中に記載されている自己PRなどのイメージも変わってきます。
結論から先にお伝えさせていただくと、絶対に写真スタジオで撮影した写真がおすすめです。 その理由はいくつかあるので順番に解説していきますね。
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1.撮影
写真スタジオ以外だと、証明写真ボックスや最近ではスマホで撮影するということもできるようですね。 もちろん、昔に比べると証明写真ボックスなども進化しており綺麗に撮影できるようになってきました。
しかし、やはりスタジオでカメラマンが撮影する写真には及びません。 写真スタジオであれば、多灯ライティングと言って複数のライトを使用して写真を撮ります。 撮影される方に合わせてライトの向きや高さ、位置などを調整して撮影をしていくので、その方に合った写真が撮影できます。
また、複数のライトを使用するとどんなメリットがあるかというと、例えばお顔の影が目立ちにくくなったり、髪の毛のツヤを出せたりします。細かい違いのようですが、こうした小さな違いで写真がより好印象になっていくので、ぜひ撮影は写真スタジオでプロのカメラマンに依頼しましょう。
2.表情
証明写真を撮影するときに、どんな表情で撮影していますか? 多くの方は緊張してしまったり、カチッとしないといけないという先入観から、真顔の写真になっているのではないでしょうか。
もちろん真顔のカチッとした写真が悪いわけではありません。むしろ責任感のあるお仕事や正確さが求められる職業であれば、真面目な表情の方が適切かもしれません。 しかし、営業職やサービス業の方は緊張感のある真顔の写真で良いのでしょうか? 営業職やサービス業などの場合は、自己PRで親しみやすさや人柄を書かれる方も多いと思います。実はそういった職業の場合は、真面目な真顔の写真よりも、少し口角の上がったにこやかな写真をおすすめさせていただいております。
もちろん笑顔までいくと違和感があるので、少し微笑む程度です。その方が、自己PRとの相乗効果で良い印象を持ってもらいやすいですよね。 また、証明写真BOXでの撮影だとどうしても表情がかたくなってしまいがちですが、写真スタジオではもちろんカメラマンが撮影をするので、自分の表情を客観的に見てもらえます。
志望する業界や、自分にとっての良い表情やきっちりとした姿勢など、様々なアドバイスをもらいながら撮影をすることで、好印象を持ってもらえる写真になるのではないでしょうか。
3.レタッチ
写真スタジオでは、専用のソフトを使用して一枚ずつ丁寧にレタッチをしてもらえるところが多いです。
証明写真BOXでも美肌補正などはありますが、どうしてもオートだと希望通りにならない場合もあります。 例えば、撮影の時に肌荒れやニキビなどの肌トラブルがあった場合、オートだとピンポイントでの修正が難しい場合もあります。
写真スタジオの場合は手作業なので、気になる部分があれば伝えておけば修正してもらえるところがほとんどです。 他 にもちょっとした体の歪みを直してもらえたりなど、オートでは難しい部分もキレイに直してもらえます。
一見するとほとんど違いがわからないような細かい部分かもしれませんが、その小さな要素の積み重ねで、パッと見た時に「いい写真」と思ってもらえると思います。
4.仕上がり
写真の仕上がりには、銀塩プリントとインクジェットプリントがあります。聞き慣れない言葉かもしれませんが、銀塩プリントとは薬品を使用して写真を現像するもので、インクジェットとはインクを吹きつけて写真をプリントするものです。こちらも一見すると違いはなかなか分からないものではありますが、インクジェットは水に弱く濡れると滲んでしまいます。
銀塩プリントは耐水性があり、また光にも強いので色褪せにくいというのが特徴です。 こちらも一見しただけでは違いは分かりにくいかもしれませんが、大事な就職活動にはしっかりした写真を使っておきたいですよね。 就職活動では、履歴書の内容よりも主に面接の内容で採用が決まると思います。
しかしながら、その入口はいつも履歴書やエントリーシートであり、その中でも無意識に写真に目線がいくものです。 第一印象の大切さは言われずともご存知かと思いますが、採用試験を受ける際にその第一印象を決めるのはやはり写真です。
あなたらしい”いい写真”を最初に用意しておくことが、自信にも繋がり、就活成功の秘訣であることは間違いないでしょう!