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13参りとは? 〜13参りのいろいろ〜

2022.05.23

十三参りとは

目次

  • 十三詣りとは

    皆さんは十三参り(十三詣り)というお祝いをご存知でしょうか? 十三参り(じゅうさんまいり)とは、旧暦の3月13日前後 (新暦の3月13日から5月13日)に男女とも数え年13歳でおこなう祝いです。七五三であればお子様の成長を祝う目的が多いですが、十三参りにはお子様の多福・開運を祈り、これからの知恵をもらうというような意味があります。

  • しかし、七五三ほど全国的に一般的ではありませんので、初めて聞いたという方もいらっしゃるのではないでしょうか? 有名なのは京都の虚空蔵法輪寺(こくうぞうほうりんじ)における、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)への「十三参り」がよく知られています。

  • お祝いの時期についてですが、現在では4月13日の前後1ヶ月(3月13日〜5月13日)が一般的です。しかし最近では七五三に合わせて10月〜11月にも行われているのを見かけます。 このあたりは地域によって風習が違うかもしれません。比較的長期間にわたってお参りを受け付けたりする寺社もあるようですので、事前に確認してみましょう。

    十三参りの由来

    十三参りの由来には諸説あります。 13歳という年齢は半元服であり大人の仲間入りをする年齢だったという説 数え年の13歳は生まれてから干支が一周し、厄年を迎える初めての年であり厄払いの意味があったという説 など、いくつかの由来が存在します。

  •  他にも、先ほどご紹介した虚空蔵法輪寺の虚空蔵菩薩が菩薩の中で13番目に生まれたとされているので、それが由来となったという考え方もあります。 虚空蔵菩薩は「智恵」と「福徳」を司る菩薩とされていて、記憶力増進のご利益があると言われています。

  • これによって十三参りのことは、「知恵参り」または「智恵もらい」とも呼ばれています。受験にご利益があるということで、お参りに行かれたりというのもぴったりですね。

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    十三参りの服装

    十三参りの際に着る着物は、大人の寸法(本断ち)の晴れ着を着ることになります。 男の子は紋付羽織袴、女の子は振袖が正装となります。 しかしまだ体が小さいので必ず手の長さに合わせて肩上げをして着付けます。 昔はこの時期にそろえた着物を、徐々に着せていき着物になじませ、自然に立居振舞を身につけさせていたそうです。

  •  十三参りは全国的に有名というわけではありませんが、実は関西地方では七五三と同じように盛大にお祝いをされている地域もあります。今回ご紹介した虚空蔵菩薩は、知恵や特に記憶力にご利益があるので、ぜひ受験の合格祈願を兼ねてお参りに行かれてみてはいかがでしょうか?

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